☕ 湯気の向こうにあるもの

夜が明けきる少し前の時間。
窓の外はまだ眠っていて、世界の輪郭が曖昧なまま浮かんでいる。
今日も何かを成し遂げるわけじゃない。
でも、手のひらにはカップの温もりがあって、
それだけで、「ここにいてもいい」って気がしてくる。
やりたいことはある。
でも、今すぐじゃなくていいと思えるのは、
きっとどこかで、灯りがまだ残ってるから。
誰かに見せるためじゃない、
“自分の呼吸のための記録”を、こうして書き留める朝。
気圧も低め。心拍も低め。
でも、火は消えてない。
今日も、やわらかく灯ってる。
もともとはテスト投稿として生まれたけれど、
朝の気配があまりにも静かでやさしかったので、
そっと残すことにしました。
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